日常

【閑話】ベガルタ昇格ならず【J2】

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こんにちは!来訪ありがとうございます!グルファビです!
今日はベガルタについて書いていきたいと思います

私、サッカーが結構好きでよく国内、海外問わず見ることが多いんです。

Jリーグも結構見ていて特にべガルタ仙台を応援しています。

そんなベガルタですが、今日J2リーグの最終節がありその結果により今期の昇格の可能性が消えてしまいました…。
勝てば昇格プレーオフ圏内に入れるという試合でスコアレスドローに終わってしまいゲームオーバー。

残念…。

最終的な順位表がこちら

順位表を見るとほんとに紙一重ですね。
でも今年のベガルタはこれをそのまま飲み込んでは行けなくて…。

振り返り

というのも今年のベガルタはかなり失速してしまったんですよね。

J2勝ち点推移グラフ

この画像が今年のJ2クラブの勝ち点推移になるんですが、見てわかるように後半にかなり失速してしまったんですね。

中盤までは新潟・横浜FCとともに「三国志」状態ともいえる勢いで勝ち点を稼いでいました。後半の失速があるまではむしろ上位2位の自動昇格圏内も狙える位置にいたんですが、この失速により自動昇格争いからは完全に脱落し、途中監督交代も行いましたが好転せずそのまま6位以内のプレーオフ圏内からも脱落してしまいました。

分析

なぜ、ベガルタが昇格できなかったのか
個人的に思うところは…

  • 過剰な攻撃重視
  • 個人技頼りの攻撃
  • 上位陣相手への弱さ
  • 監督交代の遅さ

こんなところだと思います。

去年、2012年にJ1でベガルタ仙台を2位導いた手倉森監督に託しましたが2試合を残して降格が確定してしまい、手倉森監督がその時点で辞任し原崎さんが代理監督に就任しました。
その2試合での手腕を評価したフロントがJ2でもそのまま原崎監督に託すことにします。

そして今年、原崎ベガルタは序盤躍進します。原崎監督は攻撃を重視し、ハイプレスでボールを奪い切りそのまま攻撃に出る、というハイプレス・ハイライン・速攻という戦術で戦い、それに中山、氣田、遠藤といった能力の高い選手たちが上手いことかみ合い、また中島、遠藤選手というプレースキッカーが居たため得点を重ねて勝ち点を取れていきました。

しかし攻撃を重視するあまり守備に隙が多くなるといったデメリットがあり失点が多く、特に下位チーム相手には勝てても上位陣相手には勝ち点が取れない試合が多くありました。
勝ってる時でも内容が悪い試合が多く、後に原崎監督が解任された際にも「なんで勝ててたのかわからない」といった発言も選手から出ました。

私が思うに、この時に徐々に内容を改善できるように攻撃のリバランス、守備の整備を出来ればよかったと思うのですが、経験の浅い原崎監督にはそれが出来なかったのか、それとも内容が悪いとは見えなかったのか…。そのまま改善できずに勝てても内容が悪い・上位には勝てない、といった状態が続きます。

そしてシーズンも後半に差し掛かった段階で、同じサッカーを貫き続けるベガルタ仙台の研究が進み、ハイプレス・ハイライン・速攻戦術が通用しなくなり、残ったのはその残痕である崩れた守備陣形のみ…という状況に陥り、かろうじて勝てていた下位相手に5連敗を喫した段階で監督が交代となりました。

この監督交代も私は遅いと思い、いつまでたっても改善しない内容を鑑みれば2連敗、3連敗の時点で交代で良かったと思います。
監督交代で選んだのは前3年間でヴァンフォーレ甲府をJ2上位に導き、今年J1に昇格したジュビロ磐田の監督に就任しましたが、最下位に低迷して解任された伊藤監督でした。
伊藤監督は複雑な戦術を用い、3バックを基本フォーメーションとして戦う監督でした。解任された原崎監督はブレない戦術で442を崩さない監督でした。

つまりやってるサッカーがまるで違う監督を残り8試合しかないという段階で交代してしまったのです。
また、残り8試合の時点で残り対戦相手の平均順位が最も高かったのもベガルタ仙台でした。
伊藤監督自体は素晴らしい監督ですが、如何せん状況が悪すぎた。
複雑な戦術には理解に時間がかかります。プラス相手は強い相手が多い。これでは無理難題と言わざるを得ず、伊藤監督自身も初戦は442を継承して戦うなど、自分のやりたいサッカーを発揮できなかった印象です。
これが監督交代が2,3試合早くし下位チームとの対戦が続く段階で伊藤さんを招へいしていれば戦術理解もより進み少なくともプレーオフには出ることはできたのではないかと思います。

結局、監督交代後も8試合で勝ち点を8しか稼ぐことが出来ず、最終的にプレーオフ圏外の7位に終わる、という結果になってしまいました

最後に

と、結局ベガルタは来季もJ2で戦うことが確定してしましました…

とはいえ伊藤監督自体は素晴らしい監督だと私は思うので続投してもらい、また伊藤監督の戦術にあった選手を獲得してほしいと思います。

特に個人的には
・体を張れる、ボールを収められるフォワード
・攻撃の起点になれるセンターバック
・ドリブルが上手く、体力のあるウィングバック

を獲得してほしいと思います。

残念な結果に終わったベガルタ仙台ですが、来期こそ昇格してほしいと思います!

以上、ただのサッカー好き・ベガルタファンの感想でした(笑)

それでは、また


ABOUT ME
yabouroku
グルファビです!20代。東北出身在住。旅、グルメ、城、歴史、ゲームが好きな気楽で流浪な男が自由を求めてゆる~くFIREを目指しつつ皆さんの参考、役に立つ情報を上げていく野望録です。 「二兎も三兎も追ってみる」