私は基本的に日本株を買うときは株主優待株を買います。
その理由としては
・基本的に最強の株は米国株なので日本株を優先して買う理由はない
・でも日本経済は応援したい
・そんな中、日本株は世界でもほとんどない株主優待を行っている国
・株主優待を実施してる株は優待込み利回りで考えるとかなり高い利回りになる
・なので日本株を米国株を差し置いて買うなら米国株にはない株主優待があり利回りも高い株主優待株を買う
※あくまでも個人的な見解ですので絶対ではありませんのでご理解ください。
- 配当利回り…株価に対する配当金額の割合
3%以上なら基本的には高配当と呼べる。特に優待有なら優待込みで利回りは非常に大きくなります。 - PER…株価収益率。株価÷一株あたりの純利益。現在株価の割安さを表します。
15倍程度が適正数値と言われています。10倍未満ならかなりの割安株です。PERが低ければ安定、高ければ勢いがあると言えます。 - PBR…株価純資産倍率。株価÷一株あたりの純資産。現在株価の割安さを表します
PERと違い1倍が基準になり1倍より低ければ割安、高ければ割高と判断できます。
4月のおススメ株主優待紹介※5銘柄
東建コーポレーション(1766)
株主優待 | ①又は② ①ゴルフ場 割引券、カード ②ハートマークショップ 割引券護る城の 【100株以上】 ①5,000円割引券 4枚 又は ②4,000円割引券 【1,000株以上】 ①平日1年カード 又は ②5,000円割引券 【2,000株以上】 ①全日1年カード 又は ②6,000円割引券 |
セクター | 建設 |
投資金額 | 881000円 |
配当利回り | 2.84% |
PER | 10.33倍 |
PBR | 1.07倍 |
権利確定月 | 4月 |
1974年創業の建設会社です。賃貸アパート・賃貸マンションの建設がメインの事業でマンションの経営代行サービス、CMでおなじみ「ホームメイト」のブランド名で入居仲介サービスのチェーンも展開しています。PERは約10倍と割安で経営も安定しています。購入価格が約88万円と高極なのがネックですが最近は建設セクターが値下がりしているため買い場が来るかも。
優待はゴルフ場の割引券またはネット通販の割引券があります。ゴルフ好きの方は検討してみては?
共和工業(5971)
株主優待 | 【100株以上】 QUOカードPay 1,000円相当 |
セクター | 金属 |
投資金額 | 449000円 |
配当利回り | 2.23% |
PER | 6.77倍 |
PBR | 0.47倍 |
権利確定月 | 4月 |
六角ボルトなど建設機械用高強度ボルトの専業大手。コマツ向けが主力となっており有力な取引先を確保しています。経営も安定しており増益しています。PERも約7倍と非常に割安で株価も長い目で見ると安定しています。
優待はクオカードPEYで日常生活で使い道の多い優待なので嬉しいですね。
フジコーポ(7605)
株主優待 | 三菱UFJニコスギフトカード 1年以上継続保有 【200株以上】 5,000円分(1,000円券5枚) 【2,000株以上】 10,000円分(1,000円券10枚) 10,000株以上】 20,000円分(1,000円券20枚) |
セクター | 小売(タイヤ) |
投資金額 | 118000円 |
配当利回り | 1.69% |
PER | 8.05倍 |
PBR | 1.11倍 |
権利確定月 | 4月 |
タイヤの専売店「タイヤ&ホイール館フジ」を東北、関東中心に直営展開しており通販も手がけているタイヤの小売店です。経営が安定しており増益しています。また今年になりタイヤの価格が高騰していますのでその恩恵を受けることが予想されます。PERも約8倍と割安で購入価格も約11万円とお手頃で買えます。
が、配当利回りはそこまで高くなく、また優待も今年度で終了予定となっていますので優待目当てで買う方には注意ですね。
ファースト住建(8917)
株主優待 | ①クオ・カード500円 ②ドリップバッグコーヒーセット(6種類各2袋 計12袋) 継続保有1年以上 【100株以上】 ① 【300株以上】 ② ※継続保有1年以上:年2回(4月末、10月末)確定する株主名簿に同じ株主番号で3回以上連続で記載されること。 |
セクター | 不動産 |
投資金額 | 114800円 |
配当利回り | 3.75% |
PER | 6.79倍 |
PBR | 0.45倍 |
権利確定月 | 4月、10月 |
旧飯田建設加古川支店がのれん分けで独立して企業で建築工事及び土木工事のコンサルティング、不動産業をメインに行っています。保険業なども手掛けており多角経営をしています。経営は安定しており直近は業績は減益していますが営業利益は増益しており堅実な運営で利益を上げています。購入価格も約11万円と手ごろで配当利回りも3.75%と高配当です。
優待は100株で500円のクオカード、300株からはドリップバックの珈琲セットとなっておりタイプの違う優待になっています。
コーア商事(9273)
株主優待 | 【QUOカード】 (2022年4月末日のみ) 【東京証券取引所プライム市場移行に伴う記念株主優待】 【200株以上】 1,000円分 (6月末日) 【100株以上】 継続保有 1年未満:1,000円分 1年以上:2,000円分 ※1年以上継続保有:6月末日および12月末日の自社株主名簿に、同一株主番号で連続3回以上記載または記録された株主様。 |
セクター | 卸売業(医薬品) |
投資金額 | 449000円 |
配当利回り | 1.21% |
PER | 17.48倍 |
PBR | 2.03倍 |
権利確定月 | 4月、6月 |
ジェネリック医薬品の原薬販売が主要事業で注射剤や経口剤を中心とした医薬品製造販売も行っている会社です。二期連続の増収をしており安定した経営を行っています。近年上場した企業なので爆発的な株価の伸びも期待できます。現在の株価は約900円と手ごろになっており株価も上昇傾向にあります。
優待は今年度のみ4月に記念優待がありクオカードがもらえます。通常は6月優待のみなので4月の優待株とは正確には言えません。
ですが良い株なのは事実です。
まとめ
以上で4月のおススメ優待株5選を紹介しました。
ぶっちゃけ4月は「これだ!」という株は少ないですね(笑)
まあ黄金月の3月の後なので余計に比較してしまうとこはあるかもしれません。
それでも貴重な4月優待株ですので厳選して選出しました。
個人的には自分自身も買ったファースト住建が値段も安くておススメですね。
というわけで4月の優待株の紹介を終わりたいと思います。
この記事が少しでも皆さんの投資に役立つことが出来れば幸いで、嬉しいです。
それでは、また